山崎 嘉晃
ユーモラスな表情をした北海道の魚たち。これも北海道の土を使ってつくられた「ホンモノ」の北海道の焼き物です。一つ一つ表情の違う魚たちは少し上を見上げて,海の底に降りてきた何かを楽しそうに見ているようです。
信楽の土などを取り寄せて作品をつくっていたが,満足感が得られなかったという山崎さん。「自分なりのホンモノ」をつくるため,北海道の焼き物を北海道の土と北海道の火でという思いが強くなり,穴窯をつくり,試行錯誤を始めます。しかしなかなかうまくゆかず,あきらめかけていた時に当麻町の緑郷の人達が無料で場所を提供してくれたそうです。そこに窯を設け,昨年から新たな挑戦が始まりました。現在は十勝の土を使っているそうですが,ゆくゆくは窯のある当麻の土でやりたいと思っているそうです。「まだまだ序の口」と自嘲する山崎さんは,西川さんと一緒に「ホンモノ」を求めて薪をくべ続けていきたいと熱く語ってくれました。